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前回の粉引きの湯呑みの一件以来
うつわの仕事を始めるにあたり
小山さんの粉引きのうつわは
ぜひ取り扱わせてもらいたい
と思っていました。
うつわを扱うものとして
作り手と出会うきっかけは
さまざまですが
この仕事を始めて日の浅いわたしには
知る手立てがほとんど無いところから
始まっています
小山 乃文彦 粉引き 片口鉢作り手によっては
東京方面での在廊個展が少なく
連絡先を公開していない場合が多く
もちろんうつわやさんに
お聞きするわけにもいかず
八方塞がりな状況です。
まめにネットでチェックして
個展スケジュールを把握し
且つ在廊日に合わせて
会いに行くしか手立てがありません。
また在廊日とあっても
たまたま休憩で外されていたり
スタッフと貼り付きで一緒にいたりすると
声もかけられず、そのまま帰ることも
粉引き 盃小山さんの場合も
ほぼそれと似たような状況で
まったく連絡先がわからぬまま
日が過ぎていきました。
今回お取引いただけたのは
そんな窮状を別の作り手さんにお話ししたところ
たまたまお知り合いで
紹介くださった事で
企画展に
運ぶことが出来ました。
粉引き そば猪口惚れてほれて
やっとの思いで
扱うことのできた小山さんの粉引きのうつわ
どうぞ
説明のいらないうつわを
観にお運びくださいませ。

「いつかのうつわ」展
神楽坂 アートスペースK2 にて
2013年6月29日(土)~30日(日)2日間限定
am11:00~pm6:00
取扱作家
小山乃文彦 尾形アツシ 谷口晃啓 山本英樹 橋村大作
粉引きの白にこだわって
作陶を続ける
小山 乃文彦さんのうつわを中心に
展示いたします。
アートスペースK2 へのアクセスはこちら
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- 2013/06/13(木) 13:42:10|
- 作家紹介
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| トラックバック:0
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| コメント:2
前職(うつわとは関係ありません)で、
お客様用の
お湯のみを探して
うつわ屋さんを覗いた時に
目に留まった粉引きの湯のみ
こぶりで手の中にすっぽり収まるサイズ
何よりもお茶の色がきれいに映えそうだった
思った通りお茶の緑が映え
より一層お茶が美味しくいただけ
お客様からの評判も上々
うつわとお茶
お茶が美味しい
と言っていただけるのは
何よりも嬉しいことば
この粉引き、味わいがあるわねと
言って下さる言葉も嬉しい
もうそれで十分
何の説明もいらない
けれどある日、
ふと口縁が欠けていることに気付く
小山 乃文彦 粉引お湯のみ(継処理後)何人ものスタッフがいる中
お客様が立て込むと
どうしてもうつわに神経が回らないことも
致し方ないことではある
うつわは欠けるもの
そうは思っていても
やはり気に入っていたうつわだけに
しばらく欠けた部分を触りながら
何も考えぬ思いに沈む
欠けたうつわは
元にもどらず
お客様にはお出し出来ないけれど
そのうつわ
引き取って
継に出すことにしました
思い入れの深いうつわだけに
継の手間を入れることで
なお思いが入り
この粉引きの湯呑みは
今、私の宝物
現役の湯呑みになっています。
小山さんの粉引きの湯呑みです
あえて金処理せず漆のみ「いつかのうつわ」展
神楽坂 アートスペースK2 にて
粉引きの白にこだわって
作陶を続ける
小山 乃文彦さんのうつわを中心に
展示いたします。
2013年6月29日(土)~30日(日)2日間限定
am11:00~pm6:00
取扱作家
小山乃文彦 尾形アツシ 谷口晃啓 山本英樹 橋村大作
アートスペースK2 へのアクセスはこちら
- 2013/06/11(火) 10:42:14|
- 作家紹介
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ツチノウツワ展(
3/30~31)で出展される
山本英樹さんの器です。
手前「錆釉輪花リム鉢」、
後ろ「玄釉銀彩片口酒器」です。

山本英樹さんは九州佐賀で作陶されている作家さんです。
初めて器に触れた時、その静けさに
一瞬、世界から音が無くなって
器と共鳴しているような錯覚に落ちました。
以来、無くてはならない大事な器のひとつになっています。
心がざわついている時、器をたなごころに
ボウとしていると
いつのまにか心が落ち着いてきます。
写真は
橋村大作さんのガラス写真と同じく
遠近法で大きさがだいぶ違って見えます。
ものの見方というのも案外こんな単純なトリックで
実際とは違って見えているのかもしれません。
どうぞ、実物の器を体感しにいらして下さいませ。
ツチノウツワ展
2013年3月30日(土)~31日(日)2日間限定
am11:00~pm5:00
葉山 ギャラリー杢 にて
※数に限りがございますので、会期中お早めにお運びくださいませ
- 2013/03/14(木) 23:48:01|
- 作家紹介
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| コメント:2
ツチノウツワ展(
3/30~31)で出展される
橋村大作さんのガラスです。
手前「HAKU一輪ざし」、後ろ「CRACK一輪ざし」です。

今回のテーマはツチノウツワなのにどうしてガラスなの?と思われましょうが、
まあ鉱物 ←土の仲間(?)ということで・・・
「橋村さんのガラスは透明感がある」 と以前話したら
「そりゃガラスだもの透明感あるでしょ」
と返されてしまい、いえいえ それはそうなんだけれど。
透明感にもいろいろあって
感覚的に限りなく透明なのです。
しいんと静かな湖のような
この感じ
ぜひ、実際に見にいらして確かめてください。
きっと 実感できるかと思います。
写真は遠近法で大きさが見た目とだいぶ違います。
これも、
実際に見にいらして確認してみてくださいね。
こぶりの小さな
手に収まる
でも 確かな重みのある
宇宙を内包している一輪ざしです。
ツチノウツワ展
2013年3月30日(土)~31日(日) 2日間限定
am11:00~pm5:00
葉山 ギャラリー杢 にて
※数に限りがございますので、会期中お早めにお運びくださいませ
- 2013/03/13(水) 23:41:41|
- 作家紹介
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ツチノウツワ展(
3/30~31)で出展される
尾形アツシさんのヒビ粉引取皿と猪口です。

尾形アツシさんのウツワからは
堅く強い土の音がきこえます
今回の企画展のタイトルを何にしようかと
眺めていたら
このタイトルになりました
ツチノウツワ
土から生まれ土に還る
まさに その循環の中で生まれてきた
ウツワだと感じさせる強さを
尾形アツシさんの器からは感じます。
ウツワからの土の気配を
感じてもらえればと思います
ツチノウツワ展
2013年3月30日(土)~31日(日) 2日間限定
am11:00~pm5:00
葉山 ギャラリー杢 にて
※数に限りがございますので、会期中お早目にお運びくださいませ
- 2013/03/11(月) 11:57:05|
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ツチノウツワ展(
3/30~31)で出展される
谷口晃啓さんの白磁正方皿、
それぞれ八寸、六寸、四寸皿です。

谷口晃啓さんの白磁に出会ったのは
とある器屋、
目当ての器を観に行ったおり
ふと 目にしての一目ぼれ
透明感のある白磁の白と
ぽってりした質感が
温かみを感じさせます
この白磁正方皿から感じる気配は
谷口晃啓さんだからこそのウツワの気配です
どうぞ手に取って
その気配を感じてもらえればと思います
ツチノウツワ展
2013年3月30日(土)~31日(日)2日間限定
am11:00~pm5:00
葉山 ギャラリー杢 にて
※数に限りがございますので、会期中お早目にお運び下さいませ
- 2013/03/11(月) 11:22:11|
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