うつわ空 

現代陶芸作家のうつわの紹介と企画展での展示販売のご案内

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うつわ 育つ

うつわをご紹介することを始めて
早や一年がたとうとしています。

まだまだ一年です。
けれどこの一年はあらゆる意味で
とても中身の濃い一年となりました。

力不足ではありましたが
展覧を終える度の気付きを積み、
なんとか会を重ねることが出来ました。
月1度の展覧は大変なりに
貴重な経験をし、
たくさんの良い出会いにも恵まれました。

いろいろな可能性を模索してみました。
時に常識外の企てをしては
予想外なダメージを負う事もありました。
けれど一年目だからこそ、
ほとんど毎回地雷を踏むような事を
しでかす事が出来たのではと思います。
その度に迷惑をかけてしまった関係諸氏の皆様
申し訳ありません。

七転び八起きという言葉があります。
七転びほどに転がっていず、
まだまだこれからも転び続けますが、
何度転ぼうと起き上れるように
器を大きく丈夫にしていきたいと思います。

本年は展覧を
季節毎の4回とさせていただきました。
1つの展覧の内容を
充実させていこうと思います。

ブログでは、
季節に催す展覧で
お伝えしきれない思いを発信していきます。

窯元へ伺い、
作家さんの「今」の思い、
作品をこの場でお伝え出来ればと思います。

また、展覧へお運びいただけないお客様向けに
ネットでの販売も考えています。

うつわと食という
切ってもきれない結びを
ご提案する事も考えています。

もちろん、自身のうつわの知識も
引き続き修練してまいります。



IMG_1719_convert_20140114171423.jpg
珈琲とうつわ展
2013年9月 もとえ珈琲にて




~日常の生活で使用するうつわの紹介~

日々使用するうつわだからこそ
そこにこだわりを持ってほしい願いがあります。

人の手の入ったうつわは
きっと気持ちを穏やかにしてくれるに違いありません。
なぜなら作り手の思いやひたむきが
うつわに昇華され
気配が使う側に通じるからだと思うのです。

感覚的な表現は
実際的ではないかもしれません。
けれど人に思いがあるように
うつわにも見えない気配があると思うのです。

穏やかで清しい気配。
良質なうつわを紹介してまいります。

深謝と共に




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  1. 2014/01/14(火) 17:33:28|
  2. つれづれ
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2014年 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます



今年もより充実した展覧を企画してまいります。



IMG_2247_convert_20140101081546.jpg




日常、つねにそこにあるうつわ
確かなものを大事に使う

愛で 慈しみ
大事に扱うということは
あらゆる面に繋がりが出来るということでも
あると思うのです

先人の築いてきたありようを
繋いでいければと
おもいます


うつわ空
かとうゆうこ
  1. 2014/01/01(水) 08:18:58|
  2. つれづれ
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秋月

中秋の名月の
月は雲一つない空に
清潔に浮かんでいた

あまりに清廉で
思わず携帯を取り出し写真を撮る
けれど そこに映る月は
目にする月とはおよそ
かけ離れ とても小さな豆粒ほどの月

目にする本物の月と
写真に写る実際の月は
どちらがリアルなのか



IMG_0661_convert_20130921092633.jpg
粉引き小皿 小山乃文彦



月の位置によって
月の大きさも違って見える
目の錯覚だというが
どれも本物の月を見ているわけで
そこにあるそれぞれの位置の月が
心情に訴えてくるならば
月はそのものなのだろう

月は変わらずそこにある

見たり思ったりすることは
全てが本物かどうかを決めることが難しい
不可能に近い
たぶんどれもが本物で
どれもが実物であるから

ものの見方は主観でいいと
月はやさしく空からうたってくれる

けれど、気付きの精度への欲求は
沢山のものを見なければ得られない
見ていかなければと
月をみながら思う






  1. 2013/09/21(土) 09:31:48|
  2. つれづれ
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タフでなければ生きてはいけない
優しくなければ生きる資格がない
(レイモンドチャンドラー プレイバックより)

If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive.
If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive.



マーロー1_convert_20130830152909
染付六角小猪口 設楽享良



レイモンドチャンドラー 
あまりに有名なこのセリフは
世代を超え活き続けている

この言葉は設楽さんのうつわとしっくりくる
どこがどのようにしっくりくるのか
わからない
しっかりした質感と潔さが
そう感じさせるのだろうか
設楽さん自身の粋で硬派なイメージからだろうか



マーロー2_convert_20130830152932




Treasure

本とうつわ 展

小さな展覧会をささやかに開きます。
新しい出会いを楽しみに
お運びくださいませ

2013年9月4日(水)~9月8日(日)5日間
open 13:00 ~ 19:30

たけうま書房 にて
※音楽・映画・美術・サブカル中心の古書店です
(京浜急行 黄金町駅 徒歩2分)

取扱作家
尾形アツシ 小山乃文彦 設楽享良 谷口晃啓 橋村大作 山本英樹  



たけうま書房へのアクセスはこちら





  1. 2013/09/01(日) 10:01:52|
  2. つれづれ
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序破急

描写の美しさに引き込まれる



鏡花2_convert_20130816135431
粉引片口鉢 小山乃文彦



泉鏡花 「 歌行燈 」
日本の言葉で これほど美しく
語る作家はいるのだろうか

一見難しい美文調の文章は
けれど読むほどに
幾重にも重なった層が開くように
ものがたりの深淵に入り込む

結びの盛り上がりは読後
音楽を聴いた後のように
いつまでも余韻を楽しませ
はっと うつつにひきもどる



鏡花1_convert_20130816135408




企画展まであと一週間となりました。
とてもとても暑かった今年の夏
例年は9月に入るとガラッと空気が変わるものですが
今年はどうでしょうか
明け方の空気はどこかに秋の気配を感じます
まだまだ暑さは続きますが
それでも不思議と季節は律儀に移ってゆきます

涼しくなると、とたんに身体に疲れを感じるもの
気負わずゆるりと
展覧いたします
どうぞ気持ちをゆるやかに お運びくださいませ



本とうつわ treasure 展

2013年9月4日(水)~9月8日(日)5日間
open 13:00 ~ 19:30

たけうま書房 にて
※音楽・映画・美術・サブカル中心の古書店です
(京浜急行 黄金町駅 徒歩2分)

取扱作家
尾形アツシ 小山乃文彦 設楽享良 谷口晃啓 橋村大作 山本英樹  

こちら一角にて小さな展覧会をささやかに開きます。
本とうつわ、新しい出会いを楽しみに



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  1. 2013/08/29(木) 09:51:19|
  2. つれづれ
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陰影

闇に灯る行燈の
薄明りに映える
漆器や金、銀のうつわ



陰影礼賛1_convert_20130816135230
金彩釉鉄鉢碗 山本英樹



谷崎潤一郎「陰翳礼讃」
眼に見える闇
堆積する闇
灯りに照らされた闇
文中の言葉連はシンシンと身に浸透する

日本のモノが
日本家屋の薄暗がりの中で
息をしている

いつかやってみたい
闇に浮かぶ灯りの中での展覧



陰影礼賛2_convert_20130816135251




若い人から陰影礼賛の言葉を聞いた時
この国は まだまだ大丈夫だなと
ひとり嬉しく感じたことを思い出します

本とうつわ treasure 展

2013年9月4日(水)~9月8日(日)5日間
open 13:00 ~ 19:30

たけうま書房 にて
※音楽・映画・美術・サブカル中心の古書店です
(京浜急行 黄金町駅 徒歩2分)

取扱作家
尾形アツシ 小山乃文彦 設楽享良 谷口晃啓 橋村大作 山本英樹  

こちら一角にて小さな展覧会をささやかに開きます。
本とうつわ、新しい出会いを楽しみに


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  1. 2013/08/25(日) 18:12:51|
  2. つれづれ
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心象

どうしてその本を手に取ったのか覚えがない
いつものようにパラパラとページをめくる

硬質で冷やかな印象が
その時の心象に合っていたのか
題名に魅かれたのか

トルーマン・カポーティ短編集 夜の樹
「ミリアム」
暗く冷たい喪失
実際に触れたような冷やりとした皮膚感
氷雪のようにキラキラと煌めいている言葉



夜の樹1_convert_20130816135318
ぐい吞み 橋村大作



深く沈んでいくような感覚
心が揺らぐ不安を感じないのはどうしてなのだろう

そこにあるものが感性を刺激し
やがて落ち着く先にふわりと着地する



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本とうつわ treasure 展

2013年9月4日(水)~9月8日(日)5日間
open 13:00 ~ 19:30

たけうま書房 にて
※音楽・映画・美術・サブカル中心の古書店です
(京浜急行 黄金町駅 徒歩2分)

取扱作家
尾形アツシ 小山乃文彦 設楽享良 谷口晃啓 橋村大作 山本英樹  

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  1. 2013/08/23(金) 10:01:43|
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Treasure

宝の山 古書店
絶版になったもの、回収されたもの
とめどなく生まれ消えていく出版物の中で
手から手へ読み継がれているものたち



園丁1_convert_20130816135542
薪粉引めし碗 尾形アツシ



武満徹(作曲家)「時間の園丁」
本を見つけたとき
思わず嬉しくて
ひとり密かに にやけてしまう

難解で分かりにくいと思っていた曲
日々の思いや、作曲に対する ありようを拝読し
視点が変わった

考える事を止める
感じてみる
すんなりと身に入ってくる感覚

音楽も、うつわも おなじ
ただ 感じてみる



園丁2_convert_20130816135608




古書店は私的セレクトの魅力に満ちている
図書館にはない表情が古書店の本からは伺える

本とうつわ treasure 展

2013年9月4日(水)~9月8日(日)5日間
open 13:00 ~ 19:30

たけうま書房 にて
※音楽・映画・美術・サブカル中心の古書店です
(京浜急行 黄金町駅 徒歩2分)

取扱作家
尾形アツシ 小山乃文彦 設楽享良 谷口晃啓 橋村大作 山本英樹  

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  1. 2013/08/18(日) 07:53:31|
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遠い日

若いころ読んだ本は
今でも記憶にのこる
ヘッセのデミアンは
中1の終わり、
京都へ移る担任の先生から頂いた本の一冊

そのころに理解したとは言いがたい
その後何度もなんども読み返し
今でも本棚の奥に鎮座ましまし
時々思い出したように手に取る



デミアン1_convert_20130816134940
白磁長皿 谷口晃啓



ましろな皿のような遠い日

あれから幾数十年の年月を経て
そうして何度も
読み返す本で棚は一杯になっている
あの時の本が無言にしずんでいる

本とうつわ treasure 展

2013年9月4日(水)~9月8日(日)5日間
open 13:00 ~ 19:30

たけうま書房 にて
※音楽・映画・美術・サブカル中心の古書店です
(京浜急行 黄金町駅 徒歩2分)

取扱作家
尾形アツシ 小山乃文彦 設楽享良 谷口晃啓 橋村大作 山本英樹 



デミアン2_convert_20130816135009
 



こちら一角にて小さな展覧会をささやかに開きます。
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  1. 2013/08/16(金) 14:05:11|
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いつかの

遠い昔の記憶

祖母から飯碗の持ち方を
教えてもらう

まず両手で持ち
お椀を持つほうの手で
親指以外の指をそろえ碗の糸底へあて
親指は軽く碗の縁へ揃える

こうして持つのです

祖母のお椀をもつ手先が
今も鮮明に残る



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小山 乃文彦 粉引碗



祖母の小さな手はとても綺麗に見えた

継続と経験で
それは自然と身体に染みつき
習慣化された所作

今、改めてうつわを手にとる
あの時の祖母の手先と同じ
すっきりと無駄がない



2-1_convert_20130619071714
小山 乃文彦 粉引小湯呑



うつわの持ち方
箸の持ち方

遠々と継がれてきた
人の所作
無駄な動きがないというのは
美しい

作法というと
難しく面倒なイメージ
けれど思えば
日常の所作で
無駄なく機能的に
しかも美しく見える
最良の仕草と思えば
意外とすんなり受け入れることが
出来るかもしれない



2-3_convert_20130619071808
小山 乃文彦 粉引輪花小鉢



必然からくる
日常の動作
すっきりと単純に

そして ふわりと
余裕をもって




2-4_convert_20130619071835
小山 乃文彦 粉引ミルクピッチャー




「いつかのうつわ」展
神楽坂 アートスペースK2 にて

2013年6月29日(土)~30日(日)2日間限定
am11:00~pm6:00


取扱作家
 小山乃文彦 尾形アツシ 谷口晃啓 山本英樹 橋村大作

粉引きの白にこだわって
作陶を続ける
小山 乃文彦さんのうつわを中心に
展示いたします。


アートスペースK2 へのアクセスはこちら





  1. 2013/06/19(水) 07:28:11|
  2. つれづれ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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現代陶芸作家のうつわの紹介と企画展での展覧と販売をしています

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